【レアル・マドリー】新CB候補にイングランド代表DF?

先日解任されたラファエル・ベニテス氏が欧州で再考の若手DFの1人だと考えていたイングランド人の引き抜きをクラブに促していたとして、レアル・マドリーはエヴァートンのイングランド代表DFジョン・ストーンズ(21)の獲得争奪戦に参戦していると『Daily Mail』。


ジネディーヌ・ジダン新監督の昇格就任によって交代させられる月曜日までマドリーの指揮官であったベニテス前監督は、自身がカルロ・アンチェロッティ元監督から引き継いだ昨夏の移籍市場でもストーンズに関してクラブに注目させて評価。マドリーはベニテス前監督の退任が1月に行動を起こす可能性がないことを意味する一方で、関心自体は今季終了後に持ち越す意向で、FCバルセロナやチェルシーとの競争が想定される、争奪戦へと向かっていく姿勢だという。


FCバルセロナも新たな長期的CBとして21歳を望んでいるが、エヴァートンによる要求額を満たす資金を現時点では有していないと考えられている。カタルーニャクラブは2014年以来追ってきたが、プレミアリーグのビッグクラブからFWリオネル・メッシやFWネイマールを引き留めるのに割り当てるために多くの財政力が必要な観点から、トフィーズによる£40m以上とされる要求額を支払うことができない。


ジョゼ・モウリーニョ前監督が昨夏の移籍市場で自身の最優先ターゲットにイングランド代表DFを据えた際にエヴァートンはチェルシーからの試みを退けるために戦い、最後は£30mに至ったと解されている3度の増額し続けたオファー提示もエヴァートン側は拒否。ただし、チェルシーは元イングランド代表DFジョン・テリー(35)の後継者に特定していることから依然メインターゲットとして熱望している。



対照的にマドリーは2007年夏に加入したポルトガル代表DFペペ(32)が2月に33歳になり、今夏にも新たな挑戦に向かう可能性が高いとみられている中でチーム再構築に向けて大金を費やす意向がある。マドリーは新たなCBの必要性と共に守備的にこなせる右SBも有していないことから、SBもこなせるストーンズはいずれにもフィットする点が指摘されている。


エヴァートンは国内のライバル候補よりも海外への売却を好むだろうとし、21歳の主力に£40m程度を要求する可能性が高い。マドリーへの売却は2013年夏に£3mでエヴァートンへと放出した際に将来の移籍で15%の費用を受け取れる条項を挿入していたバーンズリーにとっても朗報になるだろうとの話も。


ただし『Daily Mail』では依然としてレアル・マドリーにFIFAからFCバルセロナがここ1年受けたような補強禁止処置を2つの移籍市場の間に下される可能性が残されていると指摘。ただFIFAへの処分に対する反対の訴えなどを行うことで今夏の選手獲得は以前容認される余地はできるかもしれないとみられている。


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